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天秤AIとは|6モデル同時比較の使い方と料金【2026年9月】

天秤AIとは|6モデル同時比較の使い方と料金【2026年9月】

この記事の結論

天秤AIとは、GMOグループ運営の複数AI同時比較サービス。無料で1日80クレジット・最大6モデル同時実行、Plusは月970円。使い方4ステップと法人プラン・入力データの扱いを2026年9月26日時点の公式情報で整理。

ChatGPTに書かせた回答をコピーして、同じ質問をGeminiのタブに貼り付けて、さらにClaudeでも確かめる——資料づくりの下調べで、この往復を毎回やっている人は少なくないはずです。モデルごとに画面も契約も分かれているせいで、「比べる」こと自体が手間になっています。この往復を1つの画面にまとめたサービスが、GMOインターネットグループの「天秤AI byGMO」です。

天秤AIとは、ChatGPT(GPT系)・Gemini・Claude・Grokなど複数のAIモデルに同じ質問を一斉に投げ、最大6つの回答を並べて比較できる無料のAI同時検索サービスです。2026年9月26日時点で公式ヘルプ・公式リリースから確認できる現在値は次のとおりです。

  • 運営:GMO天秤AI株式会社(GMOインターネットグループ)
  • 無料枠:1日80クレジット(毎日0時にリセット)。消費0クレジットの標準モデルは回数を気にせず使える
  • 同時比較:最大6モデルの回答を1画面で比較(公式ご利用ガイドの明記値)
  • 個人向け有料プラン:Plus 月970円(税込)。ファイル添付・画像生成・Deep Researchが追加
  • 法人向け:天秤AI Biz。定額のスタンダードプランは月1,900円(税込)または年16,800円

ここからは、公式の画面名に沿った使い方、料金とクレジットの仕組み、法人利用で先に確認すべき入力データの扱い、そして他の選択肢との違いを順に整理していきます。

天秤AIとは——1つの画面で最大6つのAIに同時に質問できるサービス

天秤AI byGMOは、GMOインターネットグループのGMO天秤AI株式会社が運営する生成AI比較サービスです。名前の由来どおり、複数のAIの回答を「天秤にかける」ことが最大の特徴で、公式ご利用ガイドには「天秤AIは最大6つの回答を同時比較することができます」と明記されています。

天秤AIとは——最大6つのAIに同時に質問し回答を並べて比較できるサービス

使えるモデルの層が厚いのも特徴です。公式ヘルプの一覧(2026年8月時点の表記・2026年9月26日確認)を筆者が集計すると、チャット向けだけで51種類——標準7種・高度36種・専門8種——が並び、これとは別に画像生成10種類、Deep Research 3種類が用意されています。GPT 5.5やGPT 6 Astra、Claude Opus 5.0、Gemini 3.8 Flash、Grok 4.6といった各社の最新世代に加え、日本語に強い国産モデルのPLaMo 3.0 Primeも選べます。2026年9月1日の公式リリース(東京大学向け提供の発表)では「ChatGPT、Claude、Geminiなど40種類以上のAIを一度に比較」という表現が使われています。

サービスの動きも活発です。2026年に入ってからだけでも、複数AIの回答をAIが読み比べて評価する「天秤ジャッジ」(1月29日)、AIメモリ機能とシークレットチャットからなるパーソナライズ機能(4月1日)、法人版での自律実行型チャットβ版(7月31日発表)、東京大学の学生への「GMO天秤AI for UTokyo」無料提供(9月1日)と、四半期ごとに新機能が積み上がっています。

使い方は4ステップ——公式ガイドの画面名で追う

使い方は4ステップ——公式ガイドの画面名で追う
使い方は4ステップ——公式ガイドの画面名で追う

操作は公式ご利用ガイドの手順どおり4ステップで完結します。アカウント登録(メールアドレスのほかGoogle・Facebook・GMO IDでも可)が済んでいれば、初回でも数分で最初の比較ができます。

  1. 「AIを選択」画面を開く:チャット画面からモデル選択画面を開きます。
  2. AIを選択する:比較したいモデルを最大6つまで選びます。
  3. 質問を入力し、実行する:プロンプト入力欄に質問を書いて送信します。無料プランは1回10,000文字、Plusプランは50,000文字まで入力できます。
  4. 結果を確認、比較する:選んだモデルの回答が横に並んで表示されるので、読み比べて判断します。

天秤AIの使い方4ステップ——AIを選択、質問を入力し実行、結果を確認・比較

毎回選び直さない——「お気に入りAIセット」

チャット欄左側の「+」ボタンから「お気に入りAIセットを編集」を開き、よく使うモデルの組み合わせを登録して「セットを保存する」を押すと、次回以降は「お気に入りAIセットを適用」でワンクリック呼び出しができます。用途ごとに(文章用セット・コード用セットなど)組み合わせを分けておくと、毎回の選択が不要になります。

読み比べまで任せる——「天秤ジャッジ」

6つの回答を人間が全部読み比べるのは、それはそれで時間がかかります。2026年1月29日にリリースされた「天秤ジャッジ」は、各モデルの回答をAIが読み解き、共通点・相違点・独自の視点を構造化して評価・推薦まで行う機能です。無料プラン・Plusプランとも1回の実行につき1クレジットで利用でき、公式発表では、想定する手作業の読み比べ(平均約1,153秒)が本機能では平均約115秒と、約10分の1になったという自社計測値が示されています(GMO調べ・2026年1月。利用環境により変動する旨の付記あり)。

ジャッジの評価観点は自分で書き換えられます。画面左下のユーザーネームから「パーソナライズ」を開き、「天秤ジャッジのカスタム指示設定」欄に指示を保存する方式です。たとえば次のような指示が考えられます。

# 天秤ジャッジのカスタム指示例(用途:社外向け文書のドラフト比較)
以下の基準で各AIの回答を評価してください。
1. 事実の裏付け:数字と固有名詞に根拠(出典・計算式)が添えられているか
2. トーン:社外のビジネス文書として適切な敬体か
3. 構成:結論が冒頭にあり、3分以内に読み切れる分量か
評価に迷う場合は、判断できなかった点を正直に列挙してください。

ポイント:ジャッジ結果は再実行すると上書きされるため、残したい結果は共有ボタンで「共有・保存済みの履歴一覧」に保存してから次を実行するのが公式マニュアルの案内する使い方です。

料金の現在値——無料・Plus・法人プランを円で整理

料金の現在値——無料・Plus・法人プランを円で整理
料金の現在値——無料・Plus・法人プランを円で整理

2026年9月26日時点の公式情報に基づく料金は次のとおりです。個人向けは無料プランとPlusプランの2段階、法人向けは天秤AI Bizとして別アカウント体系で提供されています。

天秤AIの料金——無料プラン、Plus月970円、法人スタンダードプラン月1,900円

プラン 料金(税込) 主な内容
無料プラン(個人) 0円 1日80クレジット・入力10,000文字・履歴表示10件。ファイル添付・画像生成・Deep Researchは不可
Plusプラン(個人) 月970円 1日80クレジット・入力50,000文字・履歴100件・ファイル添付(5つまで)・画像生成(最大3モデル同時)・WEB検索・Deep Research
スタンダードプラン(法人・個人事業主) 月1,900円 または 年16,800円(月あたり1,400円) 定額でチャット無制限のほか、画像生成 月1,000回/ユーザー・Deep Research 月1,000回/ユーザー・専門モデル 月50回/ユーザー・シークレットチャット
Bizプラン(法人) 従量課金 組織管理・セキュリティ管理・利用状況管理つき。自律実行型チャットβは1,000文字あたり5.5円からの従量制

Plusプランは2025年2月5日に月970円(税込)で始まり、2026年9月26日時点でも公式ヘルプの案内する個人向け有料プランはこのPlusのみです。法人向けのスタンダードプランは2026年4月2日に提供が始まった比較的新しい選択肢で、「固定料金で予算管理を簡素化する」ことを狙った設計だと公式発表に書かれています。支払いはクレジットカードのみで、アップグレードはサイドメニュー下部の「アップグレード」から行います。

比較の物差しとして、各AIの公式プランを個別に契約した場合の価格を置いておきます。Business Insider Japanの料金早見表(2026年6月1日時点)によると、ChatGPT Plusは月3,000円、Claude Proは月20ドル(記事中の換算で約3,200円)、Google AI Proは月2,900円です。3サービスを個別に契約すると月9,000円前後になる計算で、「複数モデルを浅く広く使い比べる」目的に限れば、天秤AIの970円は1桁安い水準にあります。ただし後述のとおり、本家にしかない機能も多いため、単純な置き換えにはなりません。

クレジットという単位で考える——モデル別の消費一覧

クレジットという単位で考える——モデル別の消費一覧
クレジットという単位で考える——モデル別の消費一覧

天秤AIの利用量は回数ではなくクレジットで管理されます。無料プラン・Plusプランとも1日80クレジットで、毎日0時にリセットされます。モデルごとに1回の実行で消費するクレジットが決まっており、複数モデルを同時に走らせるとその合算が引かれます。公式FAQの例では、3つのAIを同時実行すると3つ分のクレジットが消費されます。

区分 消費クレジット 代表的なモデル(一部)
標準(7種) 0 GPT 4o mini、GPT 5.4 nano、GPT 5.4 mini、Gemini 2.5 Flash、Gemini 3.0 Flash
高度(21種) 1 GPT 5.4、Claude Opus 4.7、Claude Sonnet 4.6、Gemini 3.1 Pro、Perplexity Web検索
高度(15種) 4 GPT 5.5、GPT 5.6 Sol、Grok 4.6、Gemini 3.8 Flash、Claude Opus 5.0、Claude Sonnet 5.0、PLaMo 3.0 Prime、Kimi K3
専門(8種) 25〜40 OpenAI o1(25)、GPT 5 Pro、GPT 5.4 Pro、GPT 6 Astra、OpenAI o3 Pro(各40)
画像生成(10種) 10〜40 GPT image mini(10)、Nano Banana 2(25)、GPT Image 2.5 Sunburst・Nano Banana Pro(各40)
Deep Research(3種) 40〜80 天秤AI Deep Research(40)、OpenAI o3 DeepResearch(80)

出典は公式ヘルプの消費クレジット一覧(2026年8月時点の表記・2026年9月26日確認)です。消費量は運用上の理由で変更されることがあると明記されているため、業務で本格運用する前に最新の一覧を確認してください。

実務では「消費0の標準モデルは無制限に使える」という点が効きます。80クレジットは、高度モデル(1クレジット)を6つ同時に走らせても13回強、4クレジットの最新世代を3つ並べるなら6回程度で使い切る量です。下書きや分類は標準モデルでこなし、比較したい本番の質問だけ上位モデルを束ねる、という配分にすると1日の枠内に収まりやすくなります。専門枠(40クレジット)のGPT 6 Astraなどは1日2回しか動かせない計算なので、「ここぞ」の質問専用と割り切る設計です。

法人利用で先に確認したい入力データの扱い

法人利用で先に確認したい入力データの扱い
法人利用で先に確認したい入力データの扱い

ビジネスで使うときに最初に確認すべきは、入力したデータがどこへ行くかです。天秤AIの公式FAQは、この点をモデル単位まで具体的に説明しています。

天秤AIの入力データの扱い——原則学習に利用されない、Kimi K3は例外、シークレットチャットは30日後削除

  • 原則:ユーザーの会話データは原則として機械学習のトレーニングには利用されない(OpenAIやGoogleが提供するようなオプトアウト設定は基本的に不要、と公式FAQに明記)
  • 例外はKimi K3:入力内容がモデルの学習・品質改善に利用される場合があり、オプトアウト設定は提供されていない。公式自身が「機密情報・個人情報の入力を避けてください」と注意喚起
  • Grok 4.6:学習には利用されないが、入力内容と生成結果がAI提供元に一定期間保存される場合がある。「保存」と「学習利用」は別の取り扱いだと公式FAQが区別して説明
  • シークレットチャット:会話を履歴にもAIメモリにも残さないモード。チャット画面右上の吹き出しアイコンで切り替え、内容は30日後に自動削除される(2026年4月の公式発表)
  • AIメモリ機能:会話内容そのものは保存されず、好みや文体の傾向など回答最適化のための要素だけが保持される。個人を特定する情報や健康情報などの機微情報は保存対象外で、確認・削除も可能

各AIプロバイダーの利用規約とプライバシーポリシーの一覧ページも公式に用意されているので、情報システム部門の確認フローに乗せる場合はそのページを起点にするのが早道です。組織的に統制したい場合は、IP制限・組織管理・利用状況管理を備えた法人版の天秤AI Bizが該当します(法人版は個人版と別アカウント体系で、履歴や設定の相互移行はできません)。

使いどころ5つ——複数モデル比較が効く場面

使いどころ5つ——複数モデル比較が効く場面
使いどころ5つ——複数モデル比較が効く場面

「どの場面で複数モデルを並べる価値があるのか」を、仕様から素直に導ける順に5つ挙げます。

天秤AIの使いどころ5つ——プロンプト検証、モデル選定、クロスチェック、文体比較、新モデル試用

1. プロンプトの当たり外れを1回で検証する

同じ指示文でもモデルによって解釈のぶれ方が違います。重要な指示文(社内テンプレートにするプロンプトなど)は、複数モデルに同時に通してぶれ幅を見ておくと、特定モデルだけに最適化された「たまたま動く指示」を配布してしまう事故を減らせます。比較には条件を揃えた共通プロンプトを使います。

# 比較検証用の共通プロンプト例
あなたは法人営業の提案書レビュアーです。
以下の提案骨子を読み、(1)論理の飛躍 (2)根拠が弱い主張 (3)追加すべきデータ
の3観点で指摘してください。各指摘は50字以内、最大5件まで。
不足している情報があれば、推測せず最初に質問してください。

【提案骨子】
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2. API導入前のモデル選定を予算ゼロで下見する

自社プロダクトにどのモデルのAPIを組み込むか決める前に、候補モデルへ実タスクを投げて挙動を見比べる、という下見に使えます。各社のAPIキーを発行して検証環境を組む前段の「ふるい落とし」なら、ブラウザだけで完結します。ベンチマーク数値での比較はGemini 3.7 Flashの料金・ベンチマーク検証のような個別記事と併用すると、体感と数値の両面から判断できます。

3. ハルシネーションのクロスチェック

1つのモデルの回答だけでは、それらしい誤りに気づきにくいものです。同じ質問を複数モデルに投げて回答が割れた箇所は「裏取りが必要な箇所」のシグナルになります。天秤ジャッジに相違点を構造化させると、どこが割れたのかを読み取る時間も短縮できます。ただし全モデルが同じ誤りをする場合もあるため、最終的な事実確認は一次情報で行う前提は変わりません。

4. 文体・トーンの違いを並べて選ぶ

メール文面、告知文、キャッチコピーのような「正解が1つでない」文章は、モデルごとの持ち味の差がそのまま選択肢になります。6案を並べて良い部分を組み合わせる使い方は、1モデルに6回書き直させるより速く終わることが多い場面です。

5. 新モデルを契約なしで試す

GPT 6 AstraやClaude Opus 5.0のような新世代モデルを、個別の有料契約なしにクレジットの範囲で試せます。画像生成でもGPT Image 2.5系やNano Banana Proを最大3モデル同時に走らせて比べられるので(Plusプラン)、Nano Banana Proがどこで使えるかの整理と合わせて「どの経路で使うのが安いか」を判断する材料になります。モデルの使い分け設計そのものはCopilotのモデル選択の記事で扱った考え方——タスクの重さでモデル層を分ける——がそのまま流用できます。

他のAI比較ツール・本家サービスとの違い

「複数モデルを1画面で使う」選択肢は天秤AIだけではありません。本家の公式サービスを個別契約する構成、API経由で自前のプレイグラウンドを組む構成と比べたときの位置づけを整理します。

観点 天秤AI(無料/Plus) 本家公式サービスを個別契約 API+自前環境
月額の目安 0円〜970円 1サービス2,900円〜3,000円前後×契約数(2026年6月1日時点・Business Insider Japan調べ) 従量課金(使った分だけ)
同時比較 最大6モデルを1画面で。天秤ジャッジで評価まで自動化 不可(タブを行き来して手動比較) 作り込み次第(開発工数が必要)
最新機能の反映 提供モデル・機能はGMO側の実装を待つ。音声モードや各社独自のエージェント機能は使えない 新機能・新モデルが最速で使える APIに公開された機能はすぐ使える
利用上限 1日80クレジット・入力は最大50,000文字(Plus) 各社プランの上限に依存 予算次第
導入の手間 ブラウザで登録するだけ サービスごとに契約・支払い管理 開発・運用体制が必要

公平のために書いておくと、本家が明確に勝つ観点もあります。新モデル・新機能の提供は本家が先で、天秤AIでの提供はその後になります。音声会話、各社アプリとの連携、長い会話履歴の管理といった本家固有の体験は天秤AIにはありません。履歴表示も無料プランでは10件までで、仕事の記録をため込む場所には向きません。「深く1つのモデルと付き合う」なら本家、「広く比べてから決める」「比較そのものが目的」なら天秤AI、という住み分けです。

つまずきやすいポイント4つ

失敗1:どのモデルにも同じ感覚で機密情報を入れる

❌ 「原則学習に使われない」と聞いて、全モデルに顧客名入りのデータをそのまま入力する
⭕ Kimi K3は学習利用の例外(オプトアウト不可)なので機密・個人情報を入れない。Grok 4.6は提供元に一定期間保存されうるため氏名・連絡先はマスキングし、残したくない会話はシークレットチャットで行う

なぜ重要か:データの扱いはサービス一律ではなくモデル単位で違います。公式FAQ自身がモデル別の注意を明記しており、そこを読み分けるのが法人利用の前提になります。

失敗2:毎回6モデル全部を最新世代で回してクレジットを使い切る

❌ 4クレジットの高度モデル6つを常時セットにして、昼前に80クレジットが尽きる
⭕ 下書きと軽い質問は消費0の標準モデル、比較したい本番の質問だけ上位モデルの組み合わせにする

なぜ重要か:クレジットは同時実行した全モデル分が合算されます。4クレジット×6モデル=1回24クレジットなら1日3回で終わる計算です。配分を決めてから使うと1日の枠が長持ちします。

失敗3:本家と回答が違うことを「精度が低い」と誤解する

❌ 同じモデル名なのにChatGPT本家と答えが違うので、天秤AIの品質を疑って使うのをやめる
⭕ 会話履歴・検索やメモリ機能の有無・生成の揺らぎで回答は変わるもの。比較したいときは新しいチャットでモデル・質問文・添付・検索機能の条件を揃える(公式FAQの案内どおり)

なぜ重要か:条件を揃えない比較は、モデルの実力差ではなく設定差を測ってしまいます。これは天秤AI内で複数モデルを比べるときも同じです。

失敗4:無料プランの前提で業務フローに組み込む

❌ ファイル添付や画像生成を含む手順書を無料プラン前提で配布してしまう
⭕ ファイル添付(5つまで・動画不可)・画像生成・WEB検索・Deep ResearchはPlusまたは法人プランの機能。履歴も無料プランは表示10件・ダウンロード不可なので、残すべき出力は都度コピーして保管する

なぜ重要か:無料プランとPlusプランの差は「クレジット数」ではなく「使える機能」です。80クレジットという数字だけ見てプランを決めると、現場で機能が足りずに手順が止まります。

よくある質問

Q1. 天秤AIは無料で使えますか?

使えます。無料プランで1日80クレジットが付与され、毎日0時にリセットされます。消費0クレジットの標準モデル(GPT 4o mini、Gemini 2.5 Flashなど7種類)はクレジットを気にせず利用できます。ファイル添付・画像生成・Deep Researchは無料プランでは使えません。

Q2. 天秤AIの料金はいくらですか?

個人向け有料プランはPlusの月970円(税込)です。法人・個人事業主向けには定額のスタンダードプラン(月1,900円税込、年払いなら16,800円)と、従量課金のBizプランがあります(2026年9月26日時点の公式情報)。

Q3. なぜ無料で使えるのですか?

公式サイトに「無料の理由」を説明するページは確認できません(2026年9月26日時点)。確認できる事実としては、無料枠の中心は消費0クレジットの軽量モデルで、上位モデルはクレジット制限つき、その上にPlus・法人プランという段階的な収益構造になっています。無料枠は上位プランへの入口という一般的なフリーミアム型の設計です。

Q4. どこの会社が運営していますか?

GMOインターネットグループのGMO天秤AI株式会社(日本企業)です。有料プラン開始時(2025年2月)のリリースではGMO教えてAI株式会社の名義でしたが、2026年の公式発表ではGMO天秤AI株式会社(代表取締役社長:山城博規)となっています。

Q5. 入力した内容はAIの学習に使われますか?安全性は?

公式FAQによると、会話データは原則として機械学習のトレーニングに利用されません。ただしKimi K3だけは例外で、学習・品質改善に利用される場合があり、オプトアウトもできないため、機密情報を入力しないよう公式が注意喚起しています。履歴に残したくない会話にはシークレットチャット機能(30日後に自動削除)が使えます。

Q6. 1日に何回まで使えますか?

回数ではなくクレジットで決まります。無料・Plusとも1日80クレジットで、消費0の標準モデルだけなら回数制限を意識せず使えます。高度モデル(1〜4クレジット)や専門モデル(25〜40クレジット)は、同時に選んだモデル数ぶん合算で消費される点に注意してください。

Q7. 天秤AIはいつ終了しますか?

サービス終了の公式発表は2026年9月26日時点で確認できません。むしろ2026年は天秤ジャッジ(1月)、パーソナライズ機能(4月)、法人版の自律実行型チャットβ(7月)、東京大学への無料提供(9月)と機能追加・展開が続いています。

Q8. スマートフォンでも使えますか?

スマートフォンのブラウザから利用できます。公式マニュアルには、スマートフォンではチャット画面下部の「+」ボタンから天秤ジャッジを呼び出す、といったスマホ向けの操作手順が記載されています。法人版(Biz)をスマホで開けない場合は、所属企業のIP制限設定が原因の可能性があると公式FAQが案内しています。

最後に確認すべきこと

天秤AIを今日から使い始める前に、この記事の要点を3つに絞って確認しておきます。

  • まず無料で試す範囲:1日80クレジット・最大6モデル同時比較・入力10,000文字。標準モデル7種は消費0なので、普段使いの質問はここで足りるか確かめる
  • 970円を払う判断基準:ファイル添付・画像生成(最大3モデル同時)・Deep Research・入力50,000文字が必要になった時点がPlusの替えどき。法人で予算を固定したいなら月1,900円のスタンダードプラン
  • 業務投入前の1点:入力データの扱いをモデル単位で確認する。Kimi K3に機密情報を入れない、残したくない会話はシークレットチャット、組織統制が必要なら法人版のBiz

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参考・出典

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※ 本記事の情報は2026年9月時点のものです。サービスの料金・仕様は変更される可能性があります。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

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