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Copilotのモデル選択|Opus 5.5・GPT-6 Sol/Luna【2026年9月】

Copilotのモデル選択|Opus 5.5・GPT-6 Sol/Luna【2026年9月】

この記事の結論

GitHub Copilotのモデルは2026年9月23日時点で32種。9/22追加のClaude Opus 5.5・GPT-6 Sol・Lunaと9/21のGrok 4.7を、プラン別の可否・単価・切替手順・AIクレジットの試算例で整理。

2026年9月23日時点で、GitHub Copilot のモデルピッカーに並ぶモデルは 32 種類です(GitHub Docs「Supported AI models in GitHub Copilot」の一覧・2026-09-23 参照)。そのうち 4 つは 9 月 21 日と 22 日に増えたもので、xAI の Grok 4.7、Anthropic の Claude Opus 5.5、OpenAI の GPT-6 Sol と GPT-6 Luna です。用途で切ると、第一候補は 3 つに絞れます。長時間の自律作業は Claude Opus 5.5(100 万トークンあたり入力 $4・出力 $20)、日常の対話とエージェント作業は GPT-6 Sol($2・$10)、小さく速い作業は GPT-6 Luna($0.10・$0.50)。単価はいずれも GitHub Docs「Models and pricing for GitHub Copilot」に載っている値です。

ただし、プランで選べる範囲が違います。Claude Opus 5.5 と GPT-6 Sol は月 $10 の Copilot Pro では選べず、Pro+・Max・Business・Enterprise からです。GPT-6 Luna と Grok 4.7 は Pro でも選べます。Copilot Free と Copilot Student は Auto(自動選択)だけです。

この記事は、GitHub Changelog 3 本・GitHub Docs・Anthropic と OpenAI の公式ページに書かれていることだけで、2026 年 9 月の GitHub Copilot のモデルの選び方を整理します。ベンチマークの数字や使用感は書きません。切替手順は公式ドキュメントの記載をそのまま日本語にしたもので、筆者が各クライアントで動かして確かめたものではありません。

結論|2026年9月23日時点の用途別の第一候補

先に一覧です。「使えるプラン」は GitHub Docs の「Supported AI models per Copilot plan」、単価は「Models and pricing」の既定ティア(GPT-6 は入力 272K トークン以下)の値です。

GitHub Copilotの用途別の第一候補を3段で示した図。長時間の自律作業はClaude Opus 5.5、日常の対話とエージェント作業はGPT-6 Sol、小さく速い作業はGPT-6 Luna

用途 第一候補 入力 / 出力(100 万トークンあたり) 使えるプラン 代替
長時間の自律作業(複数ファイルの改修・エラーからの復帰・ナレッジワーク) Claude Opus 5.5 $4.00 / $20.00 Pro+・Max・Business・Enterprise GPT-6 Astra($10.00 / $50.00)
日常の対話とエージェント作業(検証を挟む多段の開発タスク) GPT-6 Sol $2.00 / $10.00 Pro+・Max・Business・Enterprise Grok 4.7($2.00 / $6.00・Pro でも可)
小さく速い作業(短い関数・構文の質問・繰り返しの編集) GPT-6 Luna $0.10 / $0.50 Pro・Pro+・Max・Business・Enterprise Claude Haiku 4.5($1.00 / $5.00)
迷ったとき Auto(自動選択) 選ばれたモデルの単価から 10% 引き(有料プラン) 全プラン

この割り当ての根拠

GitHub Docs「AI model comparison」は各モデルに「Task area(得意な作業領域)」を 1 つ割り当てています。2026-09-23 時点の記載は次のとおりです。

  • Claude Opus 5.5:Long-running agentic coding and knowledge work(効率のよい多段タスク・エラーからの復帰・協働)
  • GPT-6 Sol:Interactive and agentic coding(慎重な多段の検証が効く、あらゆる開発タスク)
  • GPT-6 Luna:Fast help with simple or repetitive tasks(小さく速いタスクへの低コストな応答)
  • Grok 4.7:Agentic coding and complex, multistep workflows(エージェント的なコーディングと複雑な多段ワークフロー)
  • GPT-6 Astra:Long-horizon, autonomous coding and agentic tasks(継続的な計画・まとめて診断と検証・結果の独立確認を伴う長時間のコーディング)

Opus 5.5 と Astra はどちらも「長時間の自律作業」の枠ですが、単価が 2.5 倍違います(Opus 5.5 は入力 $4・出力 $20、Astra は $10・$50)。この記事では単価の低い Opus 5.5 を第一候補、Astra を代替に置いています。

選ぶ前に決めておくこと

  • プラン:Pro なら Luna・Grok 4.7・Sonnet 5・Haiku 4.5 などから選ぶ。Opus 5.5・Sol・Astra を使うなら Pro+(月 $39)以上
  • 作業の長さ:1 プロンプトで終わる質問か、エージェントに何十回もツールを呼ばせる作業か。後者ほどトークンが増え、モデルの単価差が効く
  • 1 か月の AI クレジット:Pro は 1,500、Pro+ は 7,000、Max は 20,000、Business は 1 人 1,900、Enterprise は 1 人 3,900(1 クレジット = $0.01)。使い切ると追加購入か翌月まで待つ

9月21日と22日に何が変わったか|追加された4モデルと公式の説明

GitHub Changelog の 3 本(9 月 21 日の Grok 4.7、9 月 22 日の Claude Opus 5.5、同日の GPT-6 Sol と Luna)に書かれた内容を並べます。

モデル 提供元 Copilot への追加日 Changelog の位置づけ 選べるプラン
Grok 4.7 xAI 2026-09-21 xAI の最新の推論モデル。Grok 4.6 を土台に、エージェント的なコーディングと複雑な多段ワークフロー向けに設計 Pro・Pro+・Max・Business・Enterprise
Claude Opus 5.5 Anthropic 2026-09-22 エージェント的なコーディング・長時間の自律タスク・ナレッジワーク向け。初期テストでは Opus 5 と同等の解決率を大幅に少ないステップとトークンで達成し、多段タスクでエラーから素早く復帰 Pro+・Max・Business・Enterprise
GPT-6 Sol OpenAI 2026-09-22 対話型とエージェント型の両方に向くバランス型。慎重な多段の検証が効く開発タスクの万能な選択肢 Pro+・Max・Business・Enterprise
GPT-6 Luna OpenAI 2026-09-22 小さく速いタスク向けの軽量モデル。GPT-6 ファミリーで最も低コスト Pro・Pro+・Max・Business・Enterprise

3 本の Changelog に共通する記述が 3 つあります。「プロバイダーの定価(provider list pricing)で usage-based billing の対象」「ロールアウトは段階的で、ピッカーに見えなければ後で再確認」「Copilot Business と Enterprise は管理者がモデルポリシーで有効・無効を管理し、既定の有効化ポリシーが ON なら新モデルは自動で有効になる」です。9 月 23 日時点でピッカーに出ていなくても、契約や設定の問題とは限りません。

Claude Opus 5.5 だけに注記があります。テキスト出力に電子透かしが入ることで、GitHub は「意味・品質・可読性は変わらず、トークンも費用も増えない」と書いています。Anthropic 側の説明では EU AI Act への対応です。

Anthropic の Claude Opus 5.5 発表ページには GitHub のコメントが掲載されています。「Copilot CLI と VS Code でのテストで、Claude Opus 5.5 は測定した中で最も少ないトークンとステップに入った。VS Code では、Opus 5 より多くのターミナルタスクを半分未満のステップで解いた」という内容です。これは GitHub 側の社内テストの記述であり、筆者の測定ではありません。

OpenAI 側の発表では、GPT-6 Sol と Luna の API 価格は GPT-5.6 Sol と Luna のプロモーション価格から 50% 下げられ、Sol は入力 $4 から $2・出力 $20 から $10、Luna は入力 $0.20 から $0.10・出力 $1.20 から $0.50 になりました。OpenAI API でのモデル ID は gpt-6-solgpt-6-luna です。Copilot の単価表もこの値と一致しています。

2026年9月のCopilot対応モデル一覧|プラン別の可否と単価

GitHub Docs の一覧は 32 モデルありますが、ここでは今回の 4 つと、比較の軸になる 8 つを抜粋します。単価は「Models and pricing for GitHub Copilot」の値(100 万トークンあたり・USD)で、1 AI クレジット = $0.01 に換算されます。プランの可否は「Supported AI models per Copilot plan」の表です。

Copilotのプラン別の対応表。Claude Opus 5.5とGPT-6 SolはPro+・Max・Business・Enterpriseで可、Proは不可。GPT-6 LunaとGrok 4.7はProを含む5プランすべてで可

モデル GitHub の区分 入力 キャッシュ読み 出力 Pro Pro+ Max Business Enterprise
Claude Opus 5.5 Powerful $4.00 $0.20 $20.00 不可
GPT-6 Sol(272K 以下) Powerful $2.00 $0.20 $10.00 不可
GPT-6 Luna(272K 以下) Lightweight $0.10 $0.01 $0.50
Grok 4.7(200K 以下) Versatile $2.00 $0.50 $6.00
GPT-6 Astra(272K 以下) Powerful $10.00 $1.00 $50.00 不可
Claude Opus 5 Powerful $5.00 $0.50 $25.00 不可
Claude Sonnet 5 Versatile $2.00 $0.20 $10.00
Claude Haiku 4.5 Versatile $1.00 $0.10 $5.00
Gemini 3.8 Flash Versatile $0.75 $0.075 $3.75
GPT-5.3-Codex(ベース/LTS) Powerful $1.75 $0.175 $14.00
Kimi K3 Powerful $3.00 $0.30 $15.00
MAI-Code-1.1-Flash Lightweight $0.20 $0.02 $1.20

表の読み方で注意する点が 4 つあります。

  • 長文脈ティア:GPT-6 Sol・Luna・Astra は 1 回の入力が 272K トークンを超えると単価が上がります(Sol は入力 $4.00・出力 $15.00、Luna は $0.20・$0.75、Astra は $20.00・$75.00)。Grok 4.7 は 200K 超で入力 $4.00・出力 $12.00 です
  • キャッシュ書き込み:Anthropic のモデルと GPT-5.6 以降の OpenAI モデルには、キャッシュ読みとは別に書き込みの単価があります(Opus 5.5 は $5.00、GPT-6 Sol は $2.50、Luna は $0.125)
  • Gemini 3.8 Flash の単価は 2026 年 12 月 31 日までのプロモーション価格と脚注にあります
  • 既定で有効にならないモデル:Business と Enterprise では、オープンウェイトの Kimi K3 と、データ保持の扱いが他と違う Claude Fable 5・Fable 5.1 は「既定の有効化」ポリシーの対象外で、管理者が個別に有効化しないと使えません

クライアント別の可否

Claude Opus 5.5・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna は、GitHub.com・Copilot CLI・VS Code・Visual Studio・Eclipse・Xcode・JetBrains IDEs の 7 クライアントすべてで選べます。Grok 4.7 は GitHub.com では選べず、CLI と IDE で選びます。

拡張機能も確認しておきます。100 万トークンのコンテキストウィンドウは VS Code と Copilot CLI だけ、推論レベルの設定は VS Code・Copilot CLI・Copilot cloud agent で使えます。Opus 5.5・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna・GPT-6 Astra はいずれも両方に対応しています。GitHub は「大きい文脈や高い推論レベルはトークンを増やし、クレジットの消費も増える」として、既定のままを推奨しています。

最低バージョン

GitHub Docs の「Minimum IDE versions」の表では、2026-09-23 時点で Claude Opus 5.5・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna の VS Code の最低バージョンは「TBD」です。Visual Studio は Opus 5.5 が 17.14.6、GPT-6 Sol と Luna が 17.14.19 と書かれています。usage-based billing の表示を正しくするための推奨は、VS Code 1.120 以上・Copilot CLI 1.0.48 以上です。古い版でも動きますが、単価や使用量の表示が正しく出ないことがあると Docs に注記があります。

10月19日に廃止されるモデルと移行先

モデルを選び直すなら、消える側も見ておきます。9 月 18 日の Changelog で、次の 6 モデルが 2026 年 10 月 19 日に Copilot のすべての体験から廃止されると発表されました。

廃止されるモデル 廃止日 GitHub が示す移行先
Gemini 3.7 Flash 2026-10-19 Gemini 3.8 Flash
GPT-5.5 2026-10-19 GPT-5.6 Sol
GPT-5.4 2026-10-19 GPT-5.6 Sol
GPT-5.4 mini 2026-10-19 GPT-5.6 Luna
GPT-5 mini 2026-10-19 GPT-5.6 Luna
Grok 4.5 2026-10-19 Grok 4.6

GitHub が示す移行先は GPT-5.6 Sol と Luna であって、GPT-6 Sol と Luna ではありません。GPT-6 側に寄せるかは自分で決めることになります。これより前の 10 月 2 日には、Claude Opus 4.7(移行先 Opus 5)、Gemini 3.5 Flash と 3.6 Flash(3.8 Flash)、Kimi K2.7 Code(Kimi K3)の廃止も Docs の退役表に載っています。

各モデルの得意|Opus 5.5・GPT-6 Sol・Luna・Grok 4.7・Astraの位置

Claude Opus 5.5|長時間の自律作業を少ないステップで

Anthropic の発表ページによると、Claude Opus 5.5 は「ほとんどの作業で Claude Fable 5.1 の水準」で、既定設定の典型的なワークロードでは Opus 5 より 40% 低コストとされています。単価は入力 $4・出力 $20 で Opus 5 より 20% 低く、キャッシュ読みは $0.20 で 60% 低く、出力は Opus 5 より 30% 以上速いと書かれています。thinking(拡張思考)を切った状態では提供されない点も明記されています。

横軸を単価、縦軸を作業の長さにした位置図。GPT-6 Lunaが左下、Grok 4.7とGPT-6 Solが中央、Claude Opus 5.5がその上、GPT-6 Astraが右上

Copilot 側では、GitHub Docs の比較表が「Efficient multistep tasks, error recovery, and collaboration」を得意として挙げ、Copilot cloud agent の対応モデル一覧にも入っています。推論レベルの設定にも対応しているため、cloud agent に長い作業を任せるときは、モデルと推論レベルの 2 段で選ぶことになります。API 側で変わった点は、同日公開のClaude Opus 5.5 の API 変更点と移行手順にまとめています。

GPT-6 Sol|対話とエージェントの両方を受けるバランス型

Changelog は GPT-6 Sol を「対話型とエージェント型の両方のコーディングに向くバランス型」「慎重な多段の検証が効く開発タスクの万能な選択肢」と説明しています。OpenAI の発表では「難しい業務タスクに取り組みつつ、より高い利用上限と低コストで反復の余地を広げる」モデルです。

単価は Claude Opus 5.5 の半分(入力 $2・出力 $10)で、キャッシュ読みは同じ $0.20 です。同じ文脈を何度も読み直すエージェント作業では、キャッシュ読みの単価が総額を左右するため、この 2 つの差は入出力の単価差より小さくなります。

GPT-6 Luna|軽くて安い、GPT-6 ファミリーの最安

入力 $0.10・出力 $0.50 で、Opus 5.5 の入力単価の 40 分の 1 です。Changelog は「小さく速いタスク向けの軽量モデル」「GPT-6 ファミリーで最も低コスト」と書いています。Copilot Pro でも選べる唯一の GPT-6 モデルで、短い関数の作成や構文の質問、繰り返しの編集に向く枠です。長文脈ティア(272K 超)でも入力 $0.20・出力 $0.75 に収まります。

Grok 4.7 と GPT-6 Astra|両端の位置

Grok 4.7 は入力 $2・出力 $6 で、出力単価は GPT-6 Sol より安く、Copilot Pro でも選べます。GitHub の区分は「Versatile」で、比較表の得意は「エージェント的なコーディングと複雑な多段ワークフロー」です。ただし GitHub.com では選べず、キャッシュ読みは $0.50 で Sol の 2.5 倍です。API・Grok Build・Cursor での使い方と単価が変わる条件は、Grok 4.7 を API・Copilot・Cursor で使う記事に分けています。

GPT-6 Astra は入力 $10・出力 $50 で、今回の一覧では最上位の単価です。OpenAI は Sol と Luna の発表でも「GPT-6 Astra は引き続き全面的に最良のモデル」「Sol と Luna は Astra と同様の手法で訓練した」と書いています。GitHub の比較表の得意は「継続的な計画・まとめて診断と検証・結果の独立確認を伴う長時間のコーディング」です。Astra の API 料金と長文脈の課金ルールはGPT-6 Astra API の料金と移行手順で扱っています。

単価と作業の長さの 2 軸で並べると、GPT-6 Luna が左下、Grok 4.7 と GPT-6 Sol が中央、Claude Opus 5.5 がその上、GPT-6 Astra が右上に来ます。第一候補を 1 つに固定せず、この位置関係で作業ごとに選ぶのが 2026 年 9 月時点の使い分けです。

切替手順|VS Code・GitHub.com・CLI・cloud agent・組織ポリシー

以下は GitHub Docs「Changing the AI model for GitHub Copilot Chat」「About GitHub Copilot CLI」「Changing the AI model for GitHub Copilot cloud agent」「Managing policies and features for GitHub Copilot in your organization」の記載を日本語にしたものです。筆者が各クライアントで動作確認したものではありません。順番は「組織・企業の管理者が Models で有効化 → VS Code と GitHub.com は CURRENT-MODEL のドロップダウン → Copilot CLI は /model → Copilot cloud agent は作業の開始時に選ぶ」です。

モデル切替の4つの入口。組織・企業の管理者はModelsポリシー、VS CodeとGitHub.comはCURRENT-MODELのドロップダウン、Copilot CLIは/model、Copilot cloud agentは作業の開始時に選ぶ

VS Code

  1. タイトルバーの Copilot アイコンをクリックして Copilot Chat を開く
  2. チャットビュー下部の CURRENT-MODEL ドロップダウンを開き、モデルを選ぶ
  3. Auto を選ぶと auto model selection が可用性とタスクの複雑さでモデルを決める

Docs には「Auto で使っている途中でモデルを切り替えるには、新しいチャットセッションを始める」という Tip があります。同じドロップダウンの Manage Models から、Anthropic・Gemini・OpenAI などのプロバイダーの API キーや、AI Toolkit のモデルを追加できます(Business・Enterprise では「Bring Your Own Language Model Key in Select IDEs」ポリシーの有効化が必要)。ローカル LLM を足す手順はGitHub Copilot と Ollama を BYOK でつなぐ記事にあります。

GitHub.com

  1. GitHub の任意のページ右上の Copilot アイコンをクリック
  2. Copilot Chat の下部にある CURRENT-MODEL ドロップダウンからモデルを選ぶ
  3. 回答の下の再実行アイコンを押すと、同じプロンプトを別のモデルで再生成できる(会話の文脈は保持される)

Copilot Business 経由で使っている場合は、組織がメンバーにモデルの切替を許可している必要があります。

Copilot CLI

Docs では、対話中のスラッシュコマンド /model か、起動時の --model オプションでモデルを変えると書かれています。次は公式ドキュメントの記載に基づく例で、筆者は実行していません。

# 対話セッション中にモデル一覧から選ぶ(公式の例)
/model

# 起動時にモデルを指定する(公式の例・<model> には /model の一覧に出る名前を入れる)
copilot --model <model>

# 自前のモデルプロバイダーを使う設定の説明を表示する(公式の例)
copilot help providers

対応モデルを選ぶと、既定のコンテキストサイズか 100 万トークンかを聞かれます。自前のプロバイダー(OpenAI 互換のエンドポイント・Azure OpenAI・Anthropic・ローカルの Ollama など)を使う場合は、次の環境変数で設定します(公式の表・筆者は未検証)。

# 公式ドキュメントに載っている環境変数(Copilot CLI の自前プロバイダー設定)
COPILOT_PROVIDER_BASE_URL=   # プロバイダーの API エンドポイント
COPILOT_PROVIDER_TYPE=       # openai(既定)/ azure / anthropic
COPILOT_PROVIDER_API_KEY=    # 認証不要のローカル Ollama では省略可
COPILOT_MODEL=               # 自前プロバイダーでは必須(--model でも指定可)

自前のモデルはツール呼び出しとストリーミングに対応している必要があり、コンテキストは 128K トークン以上が推奨と書かれています。CLI の worktree 対応など、CLI 側の更新履歴はGitHub Copilot CLI の worktree 対応の記事で追っています。

Copilot cloud agent

モデルピッカーが出るのは、GitHub.com で Issue を Copilot に割り当てるとき、Pull Request のコメントで @copilot をメンションするとき、agents タブ・agents パネル・GitHub Mobile・Raycast から作業を始めるときです。それ以外の入口では自動的に Auto になります。2026-09-23 時点の対応モデル一覧には Claude Opus 5.5・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna・Grok 4.7・GPT-6 Astra が入っています。推論レベルに対応するモデルを選ぶと、2 つ目のドロップダウンで推論レベルを選べます。

組織・企業の管理者がやること

  1. 組織の Settings → サイドバー「Code, planning, and automation」の CopilotModels を開く
  2. モデルごとのポリシーで有効・無効を選ぶ。未設定のモデルは「Delegate to Default Policy」のラベルで、Default availability for released models ポリシーに従う
  3. このポリシーが ON なら、新しい GA モデルは管理者の操作なしに有効になる。OFF にしている組織は、Opus 5.5・GPT-6 Sol・Luna・Grok 4.7 を個別に有効化する
  4. Business ではさらに、メンバーがモデルを切り替えられるポリシーを許可しておく

既定の有効化の対象外は、pre-GA のモデル、オープンウェイトのモデル(DeepSeek・Kimi K2.7 Code・Kimi K3)、GitHub のデータ保持契約の対象外のモデル(Claude Fable 5・Fable 5.1)、data-resident や FedRAMP の制限を満たさないモデルです。企業のポリシーが組織より優先されるため、企業側で無効化されたモデルは組織側で有効にできません。

コストの考え方|単価×トークン=AIクレジット、チームの上限

AI クレジットの仕組み

現在の Copilot は usage-based billing で、使った分は AI クレジットで数えます(年額の旧プランで請求回数ベースの課金に残っている個人ユーザーは別扱いで、Docs では「legacy」と表記されています)。1 回のやり取りで消費する入力トークン・出力トークン・キャッシュトークンにモデルごとの単価を掛け、合計を AI クレジット(1 クレジット = $0.01)に換算します。費用を決めるのは「どのモデルか」と「何トークン使ったか」の 2 つだけです。コード補完と next edit suggestions はクレジットの対象外で、有料プランでは無制限のままです。流れは「単価 × トークン = AI クレジット → 月の AI クレジットから引く → 予算の上限で止まる」の 3 段です。

Copilotの費用の流れ。単価とトークンを掛けてAIクレジットになり、月のAIクレジットから引かれ、予算の上限で止まる

プラン 月額 月の AI クレジット 相当額 備考
Copilot Pro $10 1,500(基本 1,000 + フレックス 500) $15 Opus 5.5・Sol・Astra は選べない
Copilot Pro+ $39 7,000(基本 3,900 + フレックス 3,100) $70 今回の 4 モデルすべて可
Copilot Max $100 20,000(基本 10,000 + フレックス 10,000) $200 今回の 4 モデルすべて可・プレミアムモデルへの優先アクセス
Copilot Business 1 席 $19 1 人 1,900(組織で合算) $19 100 席なら 190,000 の共有プール
Copilot Enterprise 1 席 $39 1 人 3,900(企業で合算) $39 プレミアムモデルへの優先アクセス

個人プランの「フレックス」は基本クレジットを使い切った後に自動で適用される変動枠で、モデルの価格や効率の変化に合わせて見直されると Docs に書かれています。未使用分は翌月に繰り越されず、毎月 1 日 00:00 UTC に満額へ戻ります。

試算例(実測値ではありません・前提と計算式を明示)

前提は「1 セッションで入力 20 万トークン(キャッシュなし)・出力 2 万トークン」、計算式は「入力トークン × 入力単価 + 出力トークン × 出力単価」です。単価は前の表の既定ティアの値を使います。

モデル 入力 20 万トークン 出力 2 万トークン 合計 AI クレジット Business 1 人分(1,900)で何回
Claude Opus 5.5 $0.80 $0.40 $1.20 120 15 回
GPT-6 Sol $0.40 $0.20 $0.60 60 31 回
Grok 4.7 $0.40 $0.12 $0.52 52 36 回
GPT-6 Luna $0.02 $0.01 $0.03 3 633 回
GPT-6 Astra $2.00 $1.00 $3.00 300 6 回

実際のエージェント作業では同じ文脈を何度も読み直すため、キャッシュ読みの単価(Opus 5.5 と Sol は $0.20、Luna は $0.01、Grok 4.7 は $0.50)が効いて入力側は下がります。逆に、100 万トークンのコンテキストや高い推論レベルを選ぶとトークンが増えます。GitHub が「既定のコンテキストと既定の推論レベルを基本にし、複雑な作業だけ上げる」と推奨しているのはこのためです。

Auto の 10% 割引と 3 つの階層

有料プランで Copilot Chat・Copilot CLI・GitHub Copilot app・Copilot cloud agent の Auto を使うと、選ばれたモデルの費用が 10% 引きになります。VS Code・CLI・app では Auto に Efficiency(コスト優先)・Balance(コストと品質と速さの均衡)・Intelligence(品質優先)の 3 階層があり、どの階層でも同じモデル群からプロンプトごとに選びます。

1 つ注意があります。GitHub Docs「Supported AI models in Auto model selection」の表には、2026-09-23 時点で GPT-6 Astra・Claude Opus 5・GPT-5.6 Sol などは載っていますが、Claude Opus 5.5・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna は載っていません。Auto に任せても今回の 3 モデルが選ばれるとは限らないので、使いたいなら手動で選びます。

チームの上限の置き方

  • プールを使い切った後の追加利用は既定で許可されています。止めるには企業か組織の AI Controls で「AI credits paid usage」ポリシーを明示的に無効にします
  • 予算はユーザー単位・コストセンター単位・企業全体の支出上限・組織単位の 4 段で置けます。ユーザー予算を $0 にするとその人は即座に止まります
  • 予算を使い切ったときに安いモデルへ自動で切り替わる仕組みはないと Docs に明記されています。止まる前に Luna などへ寄せるのは人の判断です
  • 個人プランで使い切った場合は、上位プランへの差額アップグレードか、追加利用の予算設定($10 で 1,000 クレジット)か、翌月の更新を待つかの 3 つです

失敗パターン4つ|❌と⭕

失敗1:Copilot Pro のまま Claude Opus 5.5 を探し続ける

❌ ピッカーに Opus 5.5 が出ないので不具合だと思って待つ
⭕ Pro で選べるのは GPT-6 Luna・Grok 4.7・Claude Sonnet 5・Haiku 4.5 などまで。Opus 5.5・GPT-6 Sol・Astra を使うなら Pro+(月 $39)以上に変える。段階的ロールアウト中は Pro+ 以上でも一時的に見えないことがある

失敗2:すべての作業を Opus 5.5 に固定する

❌ 「一番いいモデル」を既定にして短い質問にも使う
⭕ 短い質問や繰り返しの編集は Luna か Auto、長い自律作業だけ Opus 5.5。試算例では同じトークン量で 40 倍の差が出る

失敗3:100 万トークンのコンテキストと最高の推論レベルを既定にする

❌ 「大きいほど安心」で常に拡張コンテキストと高い推論レベルを選ぶ
⭕ GitHub の推奨どおり既定のコンテキストと既定の推論レベルを基本にし、大きな改修や難しいデバッグのときだけ上げる

失敗4:10 月 19 日に廃止されるモデルをスクリプトに残す

❌ CI や自動化で --model に GPT-5.5 や GPT-5.4 mini を書いたまま放置する
⭕ 廃止表で移行先(GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Luna・Gemini 3.8 Flash・Grok 4.6)を確認し、GPT-6 側に寄せるかを決めて書き換える。Business・Enterprise は既定の有効化ポリシーで代替が自動で有効になるかも確認する

よくある質問

GitHub Copilot で Claude Opus 5.5 を使うにはどのプランが必要ですか?

Copilot Pro+・Max・Business・Enterprise です。Copilot Pro では選べません(GitHub Changelog 2026-09-22 および Docs「Supported AI models per Copilot plan」・2026-09-23 参照)。Business と Enterprise では、管理者が既定の有効化ポリシーを OFF にしていると個別の有効化が必要です。

GPT-6 Sol と GPT-6 Luna はどう違いますか?

Sol は対話型とエージェント型の両方に向くバランス型で入力 $2・出力 $10、Luna は小さく速いタスク向けの軽量モデルで入力 $0.10・出力 $0.50 です(100 万トークンあたり)。Sol は Pro+ 以上、Luna は Pro でも選べます。長文脈ティア(入力 272K 超)では Sol が $4・$15、Luna が $0.20・$0.75 になります。

Copilot でモデルが選べない・ピッカーに出ないのはなぜですか?

公式ページから読める理由は 5 つです。プランの対象外(Pro では Opus 5.5・Sol・Astra が出ない)、段階的ロールアウトの途中、組織か企業のポリシーで無効(Business ではメンバーの切替許可も必要)、クライアントの対象外(Grok 4.7 は GitHub.com に出ない)、IDE や拡張機能のバージョンが古い、の順に確認します。Copilot Free と Student は Auto のみです。

Copilot CLI の既定のモデルは何ですか?

2026 年 9 月 23 日時点で確認した公式ページには、個人プランの CLI の既定モデル名は明記されていません。対話中に /model を打つとモデルの一覧が出て、そこで選び直せます。Business と Enterprise では、他のモデルがすべて無効のときに使われる「ベースモデル」が GPT-5.3-Codex(2026 年 3 月 18 日指定・LTS モデルとして 1 年間の提供を GitHub が約束)です。

GitHub Copilot のモデルの料金はどう決まりますか?

モデルごとに追加料金があるのではなく、使ったトークンにモデルの単価を掛けた額が AI クレジット(1 クレジット = $0.01)としてプランの月間枠から引かれます。枠は Pro 1,500・Pro+ 7,000・Max 20,000・Business 1 人 1,900・Enterprise 1 人 3,900 です。枠を超えた分は、予算を設定していれば同じ単価で追加課金されます。

まとめ|今日やる3つ

  1. 自分のプランで選べる範囲を確認する。Pro なら Luna・Grok 4.7・Sonnet 5、Pro+ 以上なら Opus 5.5・GPT-6 Sol・Astra が加わる。Business・Enterprise は Settings → Copilot → Models で有効化の状態を見る
  2. 作業を 3 つに分けて既定を決める。長い自律作業は Claude Opus 5.5、日常の対話とエージェント作業は GPT-6 Sol、短い作業は GPT-6 Luna か Auto。コンテキストと推論レベルは既定のまま
  3. 10 月 19 日の廃止表とスクリプトの --model を突き合わせる。GPT-5.5・GPT-5.4・GPT-5.4 mini・GPT-5 mini・Gemini 3.7 Flash・Grok 4.5 が対象

Copilot の外で GPT-6 の 3 モデルをどう使い分けるかは、GPT-6 Astra 移行の準備 5 点で整理しています。

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参考・出典

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※ 本記事の情報は2026年9月時点のものです。サービスの料金・仕様は変更される可能性があります。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

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